【完母?完ミ?混合?】母乳育児・ミルク育児、結局どれがいい?メリットとデメリットを解説!

こんにちわ!

夫のはーさん・2歳男児Sonさんと3人暮らしのりーさん(@riisanincdot)です。

りーさんinc.では、マタニティ・産後・0歳1歳2歳のお子さんをお持ちの方向けの情報を発信していきます!

今回は、「完母・完ミ・混合どれが良い問題」について、りーさんの経験を元に解説します。

赤ちゃんを育てるママさんなら悩むことが多いのでは、と思うこの問題。

世間では母乳神話だとか、完母マウントなどの母乳絶対論が一部で蔓延っていますね。

りーさんが出産した産院は一部ネットで「母乳道場」だと言われているだけあって、出産後・検診などでも何かと母乳推しをされました。母乳相談室に通ったりもしました。

母乳を増やすための根性論をいろいろと言われました。

でも、もともと混合で育てるつもりだったので、テキトーに受け流しました(笑

そんなりーさんが子供を育ててみて、完母・完ミ・混合結局どれが良いの?

という疑問に答えちゃいます。

母乳・ミルク・混合、どれが一番?

まず、結論を最初に言いますね。

ママの考え・ライフスタイルにあった、無理のない方法が一番!

はい、どれか一つが正解!なんてものはありません。てか全部正解です。

りーさんの母は子供3人をバラバラの方法で育てました。

第一子(りーさん)は完全母乳で育てました。

第二子は混合で育てました。

第三子は完全ミルクで育てました。

結果どれも同じようにすくすく育ちました。

もちろん言葉が早い・遅い、歩くのが早い・遅いなどそれぞれの個人差はあったみたいですが、

それはまわりの環境・本人の性格などの関係でそうなっているだけです。

何で育てたかは、関係なさそうです。

そうなると、あとはママがどうしたいか?ライフスタイルは?などに応じて、ママの都合で考えれば良いわけです。

母の話を聞いていたりーさんは混合育児にしました。

なぜ混合にしたかというと、

・母乳を飲ませると、痩せると聞いた
・でもパパにもミルクをあげてほしい
・保育園に通うことを考えると、早めに母乳を卒業させたい
・とにかく自分が楽になる方法にしたい

最後の一文が???って人もいるかもしれませんが、ママはただでさえ出産してへとへと。ママが楽したいと思って何が悪い。

そう思った結果、母乳とミルクの良いとこどり・場面場面で使い分けできる混合育児を選んだのでした。

りーさんは、それで正解だと思っています。

ライフスタイルやそれぞれの事情で、どれが正解かは変わってきます。

絶対に「母乳じゃないと!」なんて悩まないでくださいね。

母乳・ミルク・混合、それぞれのメリットデメリット

では実際に母乳もミルクも与えていたりーさんが、それぞれのメリットとデメリットを説明します。

完母とは?

完母とは、赤ちゃんに母乳のみを与えて、育てることを言います。

母乳で育てることが、「赤ちゃんにとって良いこと」だと考えている人が多いようです。

母乳育児に必要なグッズについては、この記事を読んでみてくださいね!

【出産準備をする人必見!】母乳育児に必要なグッズ15選【完母・混合】 » りーさんinc. (riisanhakawaiinogaosuki.tokyo)

母乳育児・完母のメリット

・母乳は無料なので経済的
・ママは痩せることがある
・外出時の持ち物が少ない
・哺乳瓶などの片づけがいらない
・赤ちゃんが泣いたらすぐに与えることができる
・授乳は唯一ママにしかできないスキンシップである

ミルクの粉は赤ちゃんの飲む量が増えるにつれて、バカにならない金額になります。そう考えると、無料の母乳は経済的です。

また、準備や片づけが不要で、赤ちゃんが泣いたらすぐにおっぱいをあげることができるので楽ちんです。

外出時にも哺乳瓶や調乳グッズなどを持つ必要はなく、ただでさえ荷物が多くなる赤ちゃんとの外出時は、かなり助かるかと思います。

そして、最も大きいのは、「授乳はママにしかできないスキンシップ」であることですね。

一生懸命ママのおっぱいを吸っている赤ちゃんを見ると、本当にいとおしく、幸せに感じます。

母乳育児・完母のデメリット

・赤ちゃんがお腹がすきやすいから、こまめにあげないといけない
・外出時はおっぱいをあげられる場所が限られる
・ママはお腹がすきやすくなる
・ママの乳首が痛くなったり、おっぱいトラブルが起こりやすい
・ママが飲める薬が限られる
・どれくらいの量を飲んだかがわかりにくい
・人に預けられない

赤ちゃんは一般的に、ミルクより母乳の方がお腹を空かせやすいと言われています。

また、最初の頃は母乳がほとんどでないため、そういう意味でも赤ちゃんはお腹が空きやすいです。

母乳育児の最初の頃は、おっぱいトラブルに悩まされる場合があります。

おっぱいや乳首が傷ついてそこからばい菌が入ると、乳頭炎や乳腺炎になる可能性がありますので、日ごろからのケアが大事になります。

そして母乳をあげていると、痩せると言われている反面、お菓子の食べ過ぎで痩せない(太った)という話も聞きます。

ですので、必ずしも母乳育児=痩せるというわけではないので要注意です。

また、薬も飲めるものが限られます。

母乳で育てている方の場合は、薬を飲む時に必ず母乳に影響がないか、病院や薬剤師さんに相談しましょう。

哺乳瓶だと赤ちゃんがミルクを飲んだ量が明確ですが、おっぱいの場合は実際にどれくらい飲めたのかわからない点は最初の頃不安になりますね。

出産後の入院中は、毎回飲む前・飲んだ後で赤ちゃんの体重を測るので、「これだけ飲んだのね」ということがわかりました。

しかし、家に帰ってからだと、細かく計測することができず、何分飲んだということしかわからないため、最初の頃はきちんと飲めているのか不安になりました。

最後に、早いうちに保育園に預けることを検討している方は、保育園ではミルクを飲むことになるため、哺乳瓶とミルクに慣れさせる必要があります。

また、お仕事中にも搾乳が必要になる可能性があるため、服装や荷物に要注意です。

母乳育児を快適にするためにした方がよいこと

・乳首にはこまめにオイルを塗ってケアをする
・おっぱいが張ったまま放置しない
・搾乳し、哺乳瓶でパパが赤ちゃんに母乳をあげられるようにする

とにかく、おっぱいトラブルが発生すると、おっぱいや乳首が痛く、場合によっては熱が出たり、赤ちゃんへの授乳を断念せざるをえない場合もあります。

そうならないためには、こまめに乳首にオイルを塗ったり、搾乳したりケアは怠らないようにしましょう。

また、母乳=パパの出番はない、実はそんなことありません!

事前に搾乳した母乳を哺乳瓶に入れれば、パパにだって赤ちゃんに母乳をあげることができます。

哺乳瓶は、母乳育児の子でも早めに慣れさせた方が良いです。

例えばママが乳腺炎になってしまった、病気になってしまい薬を飲まないといけなくなった…

完母で育てていたりーさんの友達が、病気で薬を飲むために、一時期だけ哺乳瓶を使った時がありました。

最初、赤ちゃんは哺乳瓶を拒否し、なかなか飲んでくれず大変だったと聞きました。

仮に完母育児だとしても、哺乳瓶もたまに使って慣れておいた方がもしもの時に安全です。

完ミとは?

完ミとは、赤ちゃんを市販のミルクのみで育てることを言います。

粉ミルクは有能なブレーンがたくさん集まった会社で開発され、

たくさんの先輩赤ちゃんが飲んですくすく育ったにも関わらず、

「ミルクで育てること」をあまり良くないことと考える人もいるようです。

ミルク育児で必要なグッズについては、下記の記事を読んでみてください!

【出産準備をする人必見!】ミルク育児に必要なグッズ24選【完ミ・混合】 » りーさんinc. (riisanhakawaiinogaosuki.tokyo)

ミルク育児・完ミのメリット

・(完全に母乳が止まってからは)おっぱいトラブルがない
・薬を気にせず飲むことができる
・パパにお願いすることができる
・(母乳に比べて)腹持ちが良い
・外出先でも、どこでもミルクをあげることができる
・飲んだ量を把握しやすい
・人に預けやすい

おっぱいのケアを気にしなくて良い点で、母乳育児より楽だと思います。

また、ミルクはママパパその他誰でもあげることができるため、ママの負担が少し減ります。

そして、母乳よりミルクの方が腹持ちが良いと思います。

実際に、りーさんもSonさんを出産し入院中、母乳をあげてもあげても泣き続けて困っていました。

そこでミルクをあげてみたところ、Sonさん熟睡。それからというもの、夜間は母乳ではなくミルクにしました。

生後1か月を超えたあたりから、夜23時頃にミルクをあげたら朝6~7時までぐっすり眠ってくれました。

授乳となると、周囲の目があるためあげる場所を探さないといけないですが、ミルクであれば、調乳グッズがあればどこでもあげることができます。

外出先で赤ちゃんが突然泣いたら、すぐにミルクをあげられるというのは、ミルク育児の良いところかと思います。

ミルク育児・完ミのデメリット

・ミルクを買うのにお金がかかる
・哺乳瓶・消毒グッズ等必要なグッズが多い
・準備に時間がかかる
・片づけする必要がある
・外出時に荷物が多くなる

ミルク育児は何かと必要なものが多く、お金がかかります。

またお湯をわかし、ミルクを哺乳瓶に入れ、人肌まで温度を調整する、と準備にも時間がかかります。

生後半年~7カ月くらいまでは、哺乳瓶はただ洗うだけではなく、消毒する必要もあります。

外出時は、哺乳瓶・ミルク・調乳グッズなど、母乳育児よりも必要なグッズが多くなります。

つまり、おっぱいのケアが必要ないかわりに、お金と手間がかかるのがミルク育児のデメリットです。

ミルク育児を快適にするためにした方が良いこと

・自分にあった消毒方法・消毒タイミングをみつける
・赤ちゃんにあった哺乳瓶を使う
・調乳グッズと環境を整える

哺乳瓶の消毒方法はいろいろあります。

それぞれメリデメがあるため、いろいろと試してみましょう。

哺乳瓶も赤ちゃんに合う・合わないがあります。

新生児用乳首でも、思ったより赤ちゃんが一気に飲めてしまい、吐き戻ししてしまうということもあります。

一番良いのは、産院で使っている哺乳瓶をお家でも揃えてみることです。

入院中に、必ず哺乳瓶の使い方を習ってくださいね!

また、スムーズなミルク作りには、調乳グッズと環境を整えることが大事です。

お湯を沸かして保温しておくだとか、粉を事前に計っておくなどですね。

ミルク育児を考えている人は、キッチンの一部に調乳コーナーを作ってしまうと準備がスムーズになりますのでオススメです。

混合とは?

混合とは、母乳・ミルク両方をあげて赤ちゃんを育てることを言います。

りーさんや友達は、一番混合の人が多かった印象です。

混合育児のメリット

・母乳・ミルクを場面で使い分けることができる

混合育児のメリットは、「良いとこどりをできる」これに尽きます。

母乳をあげたければ授乳すれば良いし、外出中や他の人が対応する時はミルクをあげるなどフレキシブルな対応が可能です。

また、母乳の出る量が少ないうちは混合で、母乳が十分に出るようになったら完母に切り替えることができます。

逆に最初は混合で、保育園に通うようになったら卒乳して完ミに切り替える人も、ワーママさんには少なくありません。

りーさんも生後8ヵ月の時に仕事復帰するのを機に、完ミに切り替えました。

(完ミというか、もう離乳食中期だったため、水分をフォローアップミルクと麦茶どちらかで取るような感じでしたが。)

混合育児のデメリット

・母乳とミルクそれぞれのデメリットは混合のデメリットにもなる
・常に母乳を与える人に比べて母乳の出る量が増えにくいことがある
・哺乳瓶や調乳グッズをひととおり揃える必要がある

良いとこどりできるということは、悪いところも両方のしかかってくるわけで…

母乳を出すためには、おっぱいのケアや張らないように保つことが大事だし、ミルクを飲ませるために必要なグッズも揃えておく必要があります。

そういう意味で、混合育児でとりあえず両方試して、いずれ完母・完ミどちらかに自分に合う方に移行するというのも良いかと思います。

混合育児を快適にするためにした方が良いこと

・調乳グッズは必要最低限だけ整え、必要な物を買い足していく

調乳グッズは、ミルクの割合をどれくらいにするかで、必要な物が変わってきます。

極端な話、最初は粉ミルクと哺乳瓶1~2本さえあれば問題ありません

消毒はお鍋で煮沸すれば良いですしね。

様子を見て哺乳瓶の数を増やすとか、消毒グッズや哺乳瓶を乾燥させるグッズなど徐々に買い足していけば、無駄なものは買わずに済みます。

母乳・ミルク・混合、どれが一番いいのかまとめ

最初に書いたように、正解は人それぞれです。

りーさんがとにかく言いたいのは、「無理はしないでね」ってこと。

赤ちゃんのためを想って、母乳頑張っているけど出なくて辛い…
おっぱいが痛い、乳首が痛い
自分ひとりだけ頑張っていて辛い

そんな風に悩んでしまって赤ちゃんに笑顔を見せられないくらいなら、

ミルクを笑顔で与えた方がよっぽど赤ちゃんにとっては良いですよ!

ママが楽だな~って方法を選びましょう!

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