産婦人科・産院選びのポイントは?大事なのは近いことだけじゃない!

こんにちわ!

夫のはーさん・2歳男児Sonさんと3人暮らしのりーさん(@riisanincdot)です。

りーさんinc.では、マタニティ・産後・0~2歳のお子さんをお持ちの方向けの情報を発信していきます!

妊娠したらまず探さないといけないのが、出産する病院。 今回はそんな大事な病院探しの際にチェックすべきポイントを紹介します!

妊娠かも!?と思ったらこちらの記事を読んでください。

りーさんは愛育病院で出産しました。愛育病院は東京では御三家と言われていて有名な病院です。 りーさんは妊娠どころか結婚前から、「出産するなら愛育病院」と決めていたので、特に何も調べずに即決でした。

結果的に愛育病院で出産して間違いなかったのですが、今ならもう少し「チェックした方がいいな」と思うことがあるのでご紹介します。

産婦人科・産院選びのポイント

ポイントとしては下記の通りです。上の方のポイントから順番にチェックしていきましょう。

  • 家から通いやすいか
  • 希望のバースプランが叶えられるか
  • 病院の設備
  • 出産費用
  • 病院内に小児科や婦人科・母乳相談室などがあるか
  • 母子同室か
  • 入院時の食事は美味しいのか

 

自宅(実家)から通いやすい産院か

まず、大事なこととして、家から通いやすいことが最低条件です。家から通える範囲にある病院をピックアップしていきましょう。

距離については絶対に外せないですね。理由は下記の通りです。

  • 妊婦検診・分娩・産後で20回以上定期的に通うことになるため。
  • つわりで体調が悪い中、通わないといけないため。
  • 陣痛が始まっていたり、破水している状態で病院に向かわないといけないため。

また、通院方法についても同時に検討した方が良いでしょう。

  • 電車の場合:乗車時間は?乗り換えがあるか?駅から病院までの距離は?
  • 自家用車の場合:自宅からの所要時間は?病院には駐車場があるか?ない場合、近くに駐車場があるか?
  • バスの場合:乗車時間は?バスは定期的にあるか?バス停からどれくらい歩くのか?
  • 徒歩・自転車の場合:自宅からの所要時間は?自転車の場合、駐輪場はあるか?もしくは自転車での通院が可能なのか?

人や住んでいる場所により、通いやすい距離というのは異なると思います。

ただし、いずれの場合もいざ「お産が始まる!」となった時は、家族が運転する自家用車かタクシーとなると思います。

そのため、タクシーで通える範囲(金銭的に)であることを確認しましょう。

また、公共交通機関での通院となる場合は、今はコロナ禍の現在は、なるべく乗車時間を少なくした方が安心ですよね。

りーさんが出産した愛育病院(港区)は、都内でも人気の病院のため、世田谷区や目黒区、台東区などからも通っている方がいました。

しかし、特にそういったブランド産院などの人気の病院にこだわらない場合は、まずは自宅(里帰りの場合は実家)から近い順番に検討を進めた方が良いです。

 

希望のバースプランが叶えられるか

「バースプラン」とは、どのような出産をしたいのか、出産計画を立てることです。

自宅から通える範囲の病院候補をいくつか出した後は、ざっくりで良いのでバースプランを考えてみましょう。

例えば、以下のようなものがバースプランに当てはまります。

  • 自然な陣痛を待って、経腟分娩をしたい。
  • 分娩台を使わず、布団の上で産みたい。
  • 陣痛が始まってから産後回復するまで、同じ部屋で過ごせるLDR室がよい。※
  • 出産時は夫や家族に立ち会いしてほしい・してほしくない。
  • 帝王切開はできるだけしたくない。
  • ヨガや瞑想を取り入れたソフロロジー法で産みたい。
  • 水中出産をしたい。
  • 出産後、胎盤を見たい。
  • 出産の様子をビデオや写真で記録に残したい。
  • 切ったへその緒が欲しい。
  • 無痛分娩で産みたい。

※LDR室とは…通常、陣痛が始まると陣痛室で過ごし、陣痛が強くなりいよいよ出産!という段階になってから分娩室へ移動します。そして出産後は処置が終わり、落ち着いたところで、入院室へ移動という流れになります。LDRでは、これらの陣痛から出産、回復まで一つの部屋で過ごします。いよいよ産まれる!という段階で歩くことはとてもハードです。その時点での移動が避けられるという大きな利点があります。りーさんもLDR室で分娩しましたが、とてもオススメです!

他にもいろいろなバースプランがありますが、産院選びの時点で考えた方が良いバースプランは以上となります。

特に、今はコロナ禍のため、立ち会い出産を行っていない病院も多いです。

「絶対に〇〇に立ち会って欲しい」と思っている方は、事前に病院に確認した方が良いでしょう。

(ただし、どこの病院もその時のコロナ感染拡大状況により変わってくると思うので、妊娠初期に確認したことは絶対ではないことは、覚悟しておいた方が良いでしょう。。早く新型コロナが落ち着いてほしいですね。)

また、水中分娩やLDR室など施設に関する希望は、その施設がない病院では絶対に叶えることができません。無痛分娩についても、対応している病院は限られます。産院選びの際に、必ず病院のHPを確認しましょう。

病院の設備

設備については、下記のようなポイントを確認しましょう。

  • 待合室の広さ→人が密になっていないか
  • 待合室のイスの量→妊婦さんが立って待っているということがないか
  • LDR室
  • 水中出産設備などバースプランが叶う施設があるか
  • NICU(新生児集中治療室)があるか→なくても良いが、もしもの時のためにあると安心
  • 入院の部屋→個室・大部屋など希望する部屋があるか

産院選びの時に見学ができないとしても、HPで確認したり、どうしても気になる部分は電話で問い合わせすると良いでしょう。

出産費用が高すぎないか

病院によって出産費用はピンキリです。出産一時金で賄える場合もあるとは思いますが、それを超えるとは超過した金額は自費となります。健康保険も適用しません(ただし、帝王切開となる場合は健康保険適用です)。

バースプランによっては、基本の分娩費用からかなり高額になる場合もあります。入院する部屋は大部屋ではなくて、個室が良い!という場合、個室料がかかってきます。

基本料金以外にも、自分のバースプランやお部屋の条件だと大体いくらくらいの費用となりそうかは事前に確認しましょう。

共働きの場合はママさんが産休に入り、手元に入るお金が普段よりも減ります。家計に無理がない料金プランの産院を探しましょう。

なお自治体によっては、出産育児一時金等を超えた分を助成したり、お祝い金の制度があったりします。これらについては、申請しないと制度を受けられないため、必ず確認しましょう。

ちなみにりーさんが住む東京都港区では、助成金算出上限額または、出産費用の実費額のいずれか低い額から、出産育児一時金等を差引いた全額を助成します(2020年4月1日以降の出産日が対象)。

その額なんと最大で31万円!これは大きいですね。2021年1月現在、東京都世田谷区や江戸川区ではそのような制度はなさそうでした。。自治体により、対応はまちまちのようです。

病院内に小児科や婦人科・母乳相談室などがあるか

総合病院や大きな産院であれば、病院内に小児科や婦人科、母乳相談室等が併設されている場合があります。

そういった場合は産後も通うことができます。

例えば産後の自分の体や赤ちゃんに何か不安な要素があったとしても、他の病院を探して一から説明して…というより話が早く済みます。

しかしこちらについては、NICUと同じく「あった方が安心・話が早い」というだけで、なくてもそこまで問題はないかと思います。

どうしても同じ病院に小児科などがあった方が良い場合は、総合病院など大きい病院を探すと良いでしょう。

母子同室か

産後の入院中、赤ちゃんと同じ部屋にいられるのかどうかは、病院によって異なります。ずっと母子同室の病院もあれば、昼間はママの部屋にいて、夜は助産師さんのところに預けられる病院もあります。

母子同室のメリット

  • ずっと一緒にいることで、早く赤ちゃんとの生活に慣れることができる。
  • ふとした可愛い瞬間の写真や動画を撮りやすい。

母子同室のデメリット

  • ママの休む時間がないため、体力回復に時間がかかる。
  • 赤ちゃんと二人きりの時間が長いので、不安を感じる可能性がある。

母子同室にはメリットもありますが、デメリットもあります。病院選びの中で、優先して考える必要はありませんが、気になる方は事前に確認しましょう。

ちなみに、りーさんが出産した時は完全に母子同室でした。さらに大部屋だったため、夜寝静まっている中でSonさんが泣いてしまったら、と気が気でなかったです。実際はお互い様なのですが、やはりどのママさんも寝不足なので気になってしまいますよね。

そういった意味では夜だけとか一時期だけ預かってくれるところは、良いな~と思います。

入院時の食事は美味しいのか

食事については、産婦人科・産院選びの中で、最重要ではないかと思います。

しかし、産後の入院中は赤ちゃんに授乳してお腹がすいたり、疲労がたまっていたり、食事以外に楽しみなことがなかったり(基本的にホルモンバランスのこともあり、気分が落ちている人が多いと思うので)で、食事って意外と大事なんですよね

また、病院によってはお祝い膳などを用意していて、豪華な食事が楽しめることがあります。

りーさんもお祝い膳(ちなみに課金)を楽しみました。盛り付け方がいつもより少しだけおしゃれで気分が上がりましたよ~↑下が課金した時の写真です。

愛育病院お祝い膳

グルメさんはそういった目線で、食事が豪華・美味しいと評判の産婦人科を探してみても良いかと思います。

まとめ

以上が、産婦人科・産院を選ぶ時に大事なチェックポイントです。

病院は自宅から通いやすいかだけで決めがちかとは思いますが、後から「無痛分娩で産みたかったのに、やっていない病院だった〜」など希望が叶わないことが発覚したら、悲しいですよね!?

人生でそう何度もない出産という体験は、自分の希望を叶え、後悔がないようにできるといいですね!

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