こんにちわ!
夫のはーさん・2歳男児Sonさんと3人暮らしのりーさん(@riisanincdot)です。
りーさんinc.では、マタニティ・産後・0~2歳のお子さんをお持ちの方向けの情報を発信していきます!
妊娠が判明し、喜んだのも束の間…。すぐさまやってくるつわりは、人により症状や重症度も様々です。全く何も感じない人もいますし、中にはつわりが重症化して、妊娠悪阻となり入院される方もいます。
つわりには薬がなく、ただ耐えるのみの辛い時期が続きます。家でゆっくりできればまだマシですが、社会人は仕事を簡単には休めない方が多いですよね。
りーさんも正社員として働いていたので、つわりが酷い時期は勤務時間をどう耐え抜くか悩みました。何度も「仕事を辞めたい」と思いました。
でもどうにかつわりや妊娠期間、働き続けることができました。そして産休・育休を経て、時短勤務社員として今も働いています。
つわりには終わりが見えなくて、本当に辛いですよね。仕事を続けるのが辛い・辞めたいと考える方もいるかと思います。
でも、これから生まれてくる赤ちゃんのことを考えると、ママの給料はあった方が、赤ちゃんを育てる上で選択肢が広がります。出産後にもらえるお金も、仕事を辞めた時と辞めない時で全然違います。
なので、一人でも多くのつわりに苦しむ社会人妊婦さんに、りーさんがどのようにして乗り越えたのかシェアしたいと思います。
つわりが辛い時に、最も良い対策
結論を言ってしまうと、「仕事を休む。」これが良いに決まっています。「それができないから悩んでるんじゃボケ!」って声が聞こえてきますね…すみません。
仕事、休めないですよね。
本当にそうですか?まずは本当に休めないのか、ゆっくり考えましょう。「妊娠していること」「つわりが辛いこと」を上司・同僚に勇気を出して伝えれば、少しでも仕事のやりくりをしてくれるかもしれません。
そしてとりあえず1日会社を休んでみる。同僚たちも「本当に辛いんだな」と気づきます。すると、意外ともう1日、また休むということも出来るようになってきます。
仕事に何かあっても、その他の社員が一生懸命守ります。自分ひとりが数日から数カ月休んだって、代わりの人はいくらでもいます。
でも、自分と赤ちゃんを守れるのは、自分自身だけ。妊娠中は一人の体ではないので、まず第一に自分と赤ちゃんを優先して考えましょう。そして、つわりが軽くなってきたら、同僚にしっかり感謝をしましょう。
りーさんは、妊娠4か月頃2週間連続でお休みをいただいたことがありました。その時は、まわりに申し訳ないという気持ちがいっぱいで、とても精神的に落ち込んでいました。精神の落ち込みも、体調に悪影響を及ぼします。
難しいかとは思いますが、「仕事を休む自分を責めない」努力をしてください。「仕事を休むなんて、無責任。」と責めるのではなくて、「大事な赤ちゃんをお腹の中で育てるために、必死につわりと戦ってとてもえらい、頑張り屋!!」と自分を褒めてあげてください。
仕事を休めない時の、つわりの乗り越え方
そうは言っても、いつでも何日でも仕事を休み続ける…ということができる方というのは、少ないかと思います。りーさんも2週間程度お休みいただいたとはいえ、実際はつわりが収まるまで、なんとか頑張って出勤し続ける毎日を送っていました。そんなりーさんや同僚妊婦さんが、仕事を耐えるためにやったことをご紹介します。
- 上司と同僚に、妊娠していることを伝える
- 時短勤務など、会社の制度があれば利用する
- トイレ休憩をこまめにとる
- 通勤時の荷物は最小限にする
- ゆったりした服装にする
- 飴を常に口に含む
- 仕事(を耐えること)を最優先事項とし、それ以外はやらない
上司と同僚に妊娠していることを伝える
まず最初にした方が良いことは、職場に妊娠を報告することです。安定期に入るまでは報告を控えたい、という方もいるかとは思います。
しかし、何も報告していないと、周りからは心配されたり最悪「あの人はさぼっている」なんて言われてしまうかも…。休みたいと考える程の体調ならば、そうなる前に報告しておいた方が良いでしょう。
また、重い荷物を運ぶことがある職場の場合、妊娠報告していないと通常通りの仕事をさせられてしまうでしょう。妊婦さんが重い荷物を持つのはよくないため、そういったことを避ける意味でも早めの報告をした方が良いでしょう。
りーさんは妊娠初期の間、流産するのでは…と、ずっと不安を抱えていました。上司には母子手帳をもらった時点で報告していましたが、同僚には安定期に入ってから報告しようと思っていました。しかしずっとぐったりしていたことと、女性が多い職場ということもあり、すぐにバレていたみたいです。休みが数日間続いた段階で、同僚にも妊娠報告をしました。
予定よりも早い妊娠報告となりましたが、結果体を労わってくれて、早く報告して良かったと思っています。
時短勤務など、会社の制度があれば利用する
会社によっては、時短勤務制度や妊娠休暇、出勤退勤時間変更制度など、妊婦さんが使える制度を用意しているところもあります。
妊娠がわかったら、まずは会社の制度を確認しましょう。
りーさんの会社には、出勤退勤時間変更制度がありました。私は特にその制度は利用しませんでしたが、他の妊婦さんで満員電車を避けるために勤務時間を変更している方はいました。
トイレ休憩をこまめにとる
通常よりも、多めに休憩をしてください。トイレでも良いですし、他に過ごせる場所があればそれ以外の場所でもOKです。吐きづわりの方であれば、そもそもトイレが安心(?)スポットになると思いますが、それ以外の方も便座に座って、ゆっくり深呼吸し、目をつぶってください。
りーさんもつわりがMAX酷かった時は、1時間のうち15分くらいトイレに立てこもっていました。。給料泥棒と言われてしまいそうですが、めまいがすごくてとてもデスクにずっと座っていられるような状態ではありませんでした。
通勤時の荷物は最小限にする
つわりでフラフラの方も多いと思います。フラフラの中、重い通勤バッグを持ち歩くのは大変ですよね。そういう時は、通勤時のバッグと中身を少しでも軽くするために見直しをしましょう。
- バッグ:ショルダーバッグやリュックなど、両手が空くバッグにする。リュックサックなら両肩で支えるため、肩への負担が少ない。営業の方だとタブレットや資料を持ち歩くので内勤よりもバッグが重い傾向があります。今は営業でも使えるリュックが増えているので、探してみてください。
- 飲み物:200ml程度の小さい水筒やペットボトルにする。足りない分は、職場で買う。
- お弁当:重いので、持たない。職場近くで購入するか、外食する。
- 除菌グッズ:液体よりもシートタイプの方が軽い。シートも大容量よりは外出用を選ぶと軽い。
今は小さくて可愛い水筒もたくさん出ていますよね。下の水筒は140mlなので、とても小さくて軽いです。
除菌シートは、そのまま使うと段々とテープの糊が弱くなってくるのがネックですよね…。
そういう時は、ウェットシートのフタを使うと良いですよ!おしりふきにも使えるので出産後もお世話になります。
続いて、りーさんが「つわり中にバッグに入れていたもの」リストです。
- レジ袋:突然気分が悪くなった時用。実際に利用したことはなかったが、これがあるだけで少し安心する。
- 飴:飴などを口に含んでいると、少し吐き気が収まるので。そのため、常飴数種類を常備。e-maのど飴など少し酸っぱいものを好んでなめていました。
- マスク予備:マスクが汚れてしまうことがあるかも。使い捨てマスクを最低一枚持ち歩いていると、安心。
ゆったりした服装にする
普段きっちりした服装をしている人ほど、意識してゆったりした服を選んでみてください。近頃はカジュアルすぎないワンピースでも、着心地が良いものはたくさん売られています。
りーさん的【妊婦鉄板服】
- ワンピース:お腹胸元を締め付けないデザインを選ぶ。コーディネートに悩む心配もないから、そういう意味でも楽ちん。
- レギンス:ストッキングやタイツが辛い方は、レギンスを試してみてください。ストッキングにも大きなサイズは売っていますが、お腹が大きくなるにつれて履くのも辛くなってきます。UNIQLOならエアリズムレギンスや、ヒートテックレギンスなど、季節問わず様々なサイズのレギンスが売っています。
- ペタンコ靴:スニーカーやパンプスなど、歩きやすければ何でも良いと思います。たまに高めヒールを履いている方もいますが、めまいで突然フラっとした時危険です。高くても3㎝くらいまでのヒール靴を選びましょう。

飴を常に口に含む
甘い物を口に含むと気持ち悪くなってしまう人以外は、常に口の中に飴を含むことで吐き気が和らぐ場合があります。また、飴をなめることで、口の中の乾燥を防ぎます。
りーさんは乗り物酔いしやすいタイプで、日頃から車に乗る時に飴を口に含んでいました。つわりで常に吐き気を感じていたときも、飴をなめることで、少し吐き気が和らぎました。
酸味のある飴や、ミルク系のこってり甘い系も意外と美味しくなめることができました。
仕事を最優先事項とし、それ以外はやらない
つわりで辛い中、仕事に行くだけでも十分立派です。
なので、それ以外のことはとことんサボっちゃいましょう!
料理やお弁当作り…サボりましょう!
旦那さんに買ってきてもらいましょう。費用が高くつく、という場合は旦那さんに作ってもらいましょう。
掃除や洗濯…サボりましょう!
数日やらなくても、死にません。不衛生、というレベルでなきゃ赤ちゃんに悪影響を及ぼさないでしょう。最低限の掃除や洗濯は、旦那さんが家にいる時にやってもらいましょう。
まとめ
最初にお伝えした通り、つわりで辛い時は思い切って仕事は休んだ方が良いです。
しかし、どうしても休めない時は、仕事もプライベートも最小限のやるべきことだけをやって乗り切りましょう。
そのためには、旦那さんや職場の方にはつわりで辛いことは隠さずに伝えてくださいね。
今妊婦さんがやるべき1番大事なことは、「自分の体を労り、赤ちゃんをお腹の中で育てる」こと。
つわりは、いつか絶対に終わりが来ます!
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